ビフォア・ミッドナイトのあめのおとのネタバレレビュー・内容・結末

セリーヌのたぽんとしたお腹、ジェシーの半分出てるシャツの裾。歳をとり、結婚してればそれはもう生活感が溢れ現実的に。
不満、はぐらかし、ヒステリー。セリーヌは「もう愛してない」とまで言っちゃうのです。もう絶望的なケンカです。
でもそれなのにジェシーの包容力といったら。あんな男そうそういないっ。
「無条件に君を愛す。80になってもキュート。君を笑わせたい。大丈夫。」ですよ。たとえシカゴに行きたい下心があったとしても。
そして「僕がいつも戻ってくるなんて大間違いだ」と最後通告。賢いセリーヌ、最後は理性的になりました。良かった。
妥協っていうとネガティブだけど、要は何を優先するか。それでも一緒にいたいと思うかどうか。歩みよることも愛なわけで。
お互いが納得できるよりよい選択をしていてほしい。