今回も相変わらず軽快な会話がすばらしい。
子供がいると、言い争いなどができない。だからせっかくの二人きりの時間なのに、議論に使ってしまう。でも、普段できないことをしているということはせっかくの二人きりの時間を有効に使っていると言えるのかもしれない。
そうやってあと56年続くのかもしれない。
それにしても、ひとつひとつの行動がリアル。喧嘩したあとって、その部屋にある特別で洒落ているものってなんか浮いて見えて、それをひとつずつ眺め直してしまう。怒って出て行ってみたけど、実は全然いい足りなくて、もどってしまうのとかもすごいリアル。
カフェでの奥様へのなだめ方が秀逸。本当に大好きなんだなと思う。
3部作の中で、一番好きかもしれん。