くるーぞー

パシフィック・リムのくるーぞーのレビュー・感想・評価

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
2.0
怪獣モノもロボットモノ詳しくない一般人から観ての感想。
なんでアメリカ映画ってこうなんだろう。
強敵現る→核爆弾→勝利→アメリカ万歳!
この映画もその王道パターンです。
監督さんは「パンズラビリンス」の監督で期待したのですが
サムライミと一緒で大作撮ると個性もへったくれもありません。
二時間半ほど退屈でした。
突っ込みどころは沢山あるのですがそれを目をつぶっても
面白くないんですね。
怪獣映画だと聞いて「ゴジラ」とか「ガメラ」をイメージして
作ってくれたのかな?と思ったら全然違いました。
わかりやすく言うと「アルマゲドン」と何ら変りもありません。
だとすると余計脚本のデタラメが目についてしまうのです。
怪獣が酸を吐くならとっとと吐いてればいいのに。
ロボット溶けちゃうのに。とか。

監督も日本のアニメとか特撮とかロボットとか怪獣意識しての
この作品だと思うのですがね・・・。
個人的に「ゴジラ」のハリウッドリメイク版よりつまらなかったです。
ロボットは「エヴァンゲリオン」を意識してるのでしょうが
登場人物のキャラクターがイマイチ感情移入できず。

しかし日本人の女優菊池凜子をヒロインにしてくれたことは感謝したい。
彼女ハリウッドだといつもこんな感じですが
邦画ではコミカルな演技もできるのでそのギャップが好きです。
でも彼女としては洋画メインでやりたいのかな?
いい歳ですが洋画だと幼く見えますね。てか女性彼女しか出てないのもすごいが。
菊池凜子が見たいがために観たようなものなので。
主演の男まるっきり顔覚えてません。w

それと芦田まなちゃんが出ていますが爆笑できたのでまあいいかな。

まあこんなの観るんだったら「ガメラ」シリーズのほうが
よっぽど面白いです。個人的に。
くるーぞー

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