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オブリビオンのはのレビュー・感想・評価

オブリビオン(2013年製作の映画)
3.4
あらすじ
エイリアンの侵略を受けた地球。
戦争は人類の勝利に終わったが、月は破壊され、地球はほとんどが更地になっていた。
全ての人類が宇宙に脱出した地球では、記憶を消された二人の男女が、エイリアン残党を監視する任務についていた。

感想
登場する機械や服のデザインと質感がとても良くて、触ってみたくなる。
荒廃した地球と、空に浮く巨大建造物の景色とか、絵的に印象に残る場面が多かった。

序盤は特に感想もなく、謎の女性登場&最初のセリフで盛り上がるものの、後半はそこまで盛り上がらず。
なんというか、かなり早い段階で話が読めちゃう。
これは多分観てる人みんな気づくと思うので、わざと分かっちゃうように作られてるのかもしれない。
そうだとしたら、その意図はわからんけど。

そこからは、特に目新しいこともなかったんだけど。



以下ネタバレあり


最後の最後は超面白い。
52との戦いの時点で、勝敗が逆だったらとかも考えてたんだけど、その流れであれ。
その人をその人たらしめるものはなんなのか? って事に考えを巡らせる材料として面白い。
実際違うし…。
相手がアバウトなので丸く治ったけど、もう少し考えちゃうタイプで、「違う」と言えば、全く別のエンドになってたし、本当ならその可能性の方が高い。
自分は受け入れちゃうタイプ。
こだわっても無駄だし。




❗️❗️❗️以下超ネタバレあり❗️❗️❗️


宇宙人強さ評価

テット
宇宙船オデッセイのパイロットを捕獲したところから、地球に接触、侵略を開始した存在。
既に地球の文明滅ぼし、残党狩りを行うまで人類を追い込んだ。

作中の描写から、主な目的は地球の海水のようだ。
見た目は地球の静止軌道上に存在する巨大な衛星で、AIのような存在と考えられる。
地球全土の景色を荒野に変え、月を破壊するという攻撃力を持つ。

侵略の際の主な攻撃手段として、現地の人間を大量にクローンにして送り込む、という回りくどい手段を取っているところから、かなり物資的に困窮した状況にあるのかもしれない。
ドローンの派遣を出し惜しむ描写もある所から、母星からの補給が受けられず、物資的にかなり限定された状況での活動と予想される。

他、ドローンを派遣して機銃で攻撃するなどの攻撃手段も持つが、ドローンは対物ライフルで破壊できる程度の性能しかなく、他の科学力からみてアンバランス。
ドローン自体、元々は戦闘用ではないのかもしれない。

SF作品の敵の常として、攻められると知能が低下してしまう、という傾向があるものの、既に人類を滅ぼしている点が高評価。
地球の環境を激変させず、都市を更地に変える離れ業からも、科学技術の高さが窺える。
能力は高いが、物資不足な面に不安が残る。


科学力:60
頭の良さ:29
兵器:50
身体能力:-
兵力数:3

総合:142

妄想対決
vs.ID4
物量差がネック。
「月を破壊する攻撃」が母船に当たればワンチャン。
引き分け。

vs.ID4リサージェンス
「月を破壊する攻撃」を持ってしても、「月より巨大な母船+バリア」に歯が立たず。
負け。

vs.フィフスウェイブ
既に人類滅ぼした同士対決。
人類には有利に戦いを進めたアザーズだが、「月を破壊する攻撃」への対処は難しそう。
勝ち。

vs.スカイライン征服
物量+個々の戦力が格段に上と、相性最悪。
負け。
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