このレビューはネタバレを含みます
この映画の目的が観た人に不快感を与えることなら、成功してると思う。
昭和の終わりの何も無い田舎町の閉塞感がシーンの節々から伝わってきた。
行為中に女を殴る性癖を持つ父親と、その血をひく自分。父親に対して嫌悪感を持っているけれど、血は争えず自分も彼女に同じことをしそうに...という展開。
父親が下水まみれの川で捕ったうなぎを美味しそうに食べるシーンは、本人の壊れ具合も相まってこの映画の中で一番気持ち悪かった。
映像とはいえ一方的な性欲って独りよがりで嫌悪感しか湧かない。。
何か伝えたいメッセージがあるというよりか、表現したいものありきって感じだったかな
