ものすごく重たい設定で、被災したリアルを作品にしている映画。
ナオミ・ワッツにユアン・マクレガー、そしてまだ子役時代のトム・ホランドとみんな演技がすごすぎてよりリアルな世界に引き込まれる。津波のシーンがとてもリアルで破壊的。
一番安心できて、頼りになるものは「家族」と改めて感じさせられるストーリーとともに、国籍を問わずに無差別で襲ってくる災害に恐怖を植え付けられる映画となっている。
たまたま良い人生に転がった家族を題材にしているけど、決して明るいものにはならない。
物語としてはやっぱり苦しい展開が多く、観ているこっちも不安になるが、より、身近な家族を大切にしようと感じさせられる映画だった。