バカンスに来ていたスペイン人の5人家族は突然の津波に襲われて家族が離散してしまい……
『ジュラシックワールド 炎の王国』の
!!J.A.ヨバナ監督!!
による2004年スマトラ沖地震に巻き込まれた実際の家族のエピソードを映画化。
主演はスコットランドの演技派
!!ユアン・マクレガー!!
ディザスター系映画が観たくて鑑賞。
天災に勝る家族の絆
てっきり災害被害に遭った家族が七転び八起きしながら復興を目指すアフターストーリー的なものを予想していたら、思った以上にリアルに被災直撃シーンからその後までを描く紛うことなきディザスター映画。
もうあの波が当たる瞬間の絶望と衝撃といったら………
“津波”や”地震”というワードに敏感な我々日本人には絶対作れない真っ向からの津波映画で驚き。
ただそれだけならB級に終わってしまうところを、家族の絆に焦点を当てたのが監督の賢いところだ。
王道でベタなのに普通に泣いた。
主演夫婦が素晴らしい。
妻役ナオミ・ワッツは身体ボロボロのメイクぐちゃぐちゃでいい事ないこの役をよく引き受けた！美しさの欠片もない見た目から母の美しさを感じたよ！！
アカデミーノミネートも納得！
そして旦那マクレガー！
キラキラした目で息子を探すパパが可愛すぎる。以上。
あと新スパイダーマンのトムホランド君がめちゃくちゃ活躍！こんなできる息子欲しい！可愛い！
結構直接的な表現も多いので、震災の被害に合われた方等は少し注意した方が良いかもしれないが
家族ドラマとしては良作だ。
ディザスター映画好き、家族ドラマ好き、そして顔面も全身もボッコボコにされるナオミ・ワッツを見たい方にはオススメの作品。
