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インポッシブルのrのレビュー・感想・評価

インポッシブル(2012年製作の映画)
4.0
"世の中が最悪な状況になった時こそ人間性が見える"

日本は地震大国で、いつ地震がくるかいつ津波が来るかわからないこそ見るべき映画。
スマトラ沖地震も東日本大震災も忘れられない。
足の悪いおじいちゃんが間に合わずに、津波に流されていく映像
高台に避難した人が「津波くる!早く逃げて!」て大声で叫んでる映像を思い出した。

自分の家族は見つからないが、自分と同じ思いをしてほしくなくて
電池が僅かな携帯電話を貸してあげたり
一緒に家族を探してあげたり
すごく温かい。
家族が全員見つかって幸せだけど、
大切な人が亡くなって号泣してる人を見たときの
何も言えない気持ち。
私はここまでの状況にあったことがないから
分からないけれど
こういう細かい?気持ちまで描かれていると思った。

こういう世の中が最悪な状況な時だからこそ、みんなで協力していくことが大切。
ある程度協力はしないと乗り越えられない。
コロナが流行ってる今もそう。
"自分だけがよければいい"じゃなくて"他の人の命を守るために自粛する"

(要約)
(ネタバレ⚠️)
5人家族でスマトラ島に旅行していた。その最中にスマトラ沖地震が起き、津波にのまれてしまう。
マリアとルーカスは、無事に避難できたが、マリアの足に大怪我をしていた。ずっと足から大量の血が出ていたため、病院に運ばれる。まず胸の手術をした。手術で体力が減っているため、足の手術はできないと断られ、命が危ない状態になる。
そんな中、ヘンリーとトマスとサイモンは3人で、避難していた。トマスとサイモンは、山に避難することになり、ヘンリーはマリアとルーカスを探す毎日を送っていた。
たまたまヘンリーが最後に探した病院は、マリア達がいる病院だった。そして山に避難していたトマスとサイモンも移動中の尿意のため、マリア達がいる病院の近くで車から降りていた。ルーカスとトマスとサイモンとヘンリーとマリアの5人が奇跡的に会うことができた。
そのあとに、マリアは足の手術を無事に終え、5人でマレーシアに帰ることとなる。


(2020年 24本目)
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