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スプリング・ブレイカーズのAKのレビュー・感想・評価

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)
4.2
『ヴァージン・スーサイズ』の比較対象になるからと勧められ、フィンランドの友人宅で鑑賞した。

イビサ、EDM、そしてPC時代への、パンチが効きすぎたアイロニカルな態度。ユースカルチャー/ティーンエイジャーを偽装した、アメリカン・ドリームへの悪意ある批評(たとえばそれはセレーナ・ゴメスの役に現れている)。

アメリカン・ドリームに労働者はいらない。寛容さもいらない。ジェームズ・フランコはエイリアンだと自らを名乗るが、金とエゴに塗れたアメリカン・ドリームはスプリング・ブレイクという例外状態と、その外部にしかありえない。

俺のクソを見ろよ。俺はボクサーブリーフを全色持ってるんだぜ。ジェイムズ・フランコよ、永遠に。
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