こじこじこじか

ぼっちゃんのこじこじこじかのレビュー・感想・評価

ぼっちゃん(2012年製作の映画)
2.0
劣等感を持って生きているとここまで心が捻じ曲がってしまうものなのか?

梶くんの中にもいじめられる原因はあるだろう。彼の同僚の田中くんが人格者だったから余計にそう感じる。

自分は自分だから、自分を変えずに自分を受け入れてくれる人を見付ければ良いなんて傲慢だ。自分も変わる必要があるんだ。そんなことは当然分かっている。分かっているけど変われないから逡巡しているんだ。

そんなどうにもならない感情が叫びに変わる。

梶くんだって田中くんだって岡田くんだって、みんな悩んでいる。変わらない日常をぶち壊したい。そんな思いがあったのかも知れない。

梶くんの中に救いを求めて観ていましたが救いは見付からず、ただただもやもやした感情が残るだけでした。
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