TLでフォロイーさんのレビューに「水澤紳吾」と「早送りで観た」というワードがあって、衝動的に再生ボタンを押していた。
一度じっくり水澤紳吾を観てみたかったのだ!!!
とはいえ、秋葉原の無差別殺人事件というワードに、私も早送りする気満々で臨んだのだけれど。
ただ、途中から、ん?という感じにはなってきた。
これ、実話とは違うかも?だって・・こっちの男の方がヤバくね?みたいになってきてからは、ちょっと気持ちが落ち着いて、ただただ純粋な気持ちで?胸糞悪く観進めましたw
梶がどんな風にここまで大人になったのか、彼の幼少期全部やって欲しかったね。
どうしてあんな思考になってしまったのか、どこで間違ってしまったのか。勝手にそうなったのか、やはり環境がそうさせたのか。
最初は不思議クンなのかと思ったが、それを軽々と飛び越えていて、目の前に現れたら手の打ちようがないなと思ってしまった。
それでもなんとなく見続けたのはやはりこの映画はあの犯人の事を描いているわけじゃないと感じて観ていたからかな。
岡田がいたしな。
ちょっと梶に感情がわいたもの。
梶と田中君との友情もかなりやっかいな感じだったけれど、それでも少しでも友情なるものを感じてくれたのは良かった。
この映画の梶は、あともう一息で最後はあそこに行かずに済んだのではないかと思ったのでとても残念だった。
もちろん色々な要素はてんこ盛りだったけど、取りあえず岡田さえいなければ・・・あの野郎。
というわけで、水澤紳吾すごかった!んだけど、凄すぎて、一刻も早くもう少し毛色の違う役を観たい。そうしないと、水澤紳吾=梶になってしまいそうでヤバい。
ちなみに、早送りする気満々だったけど、ネトフリをテレビでみたら早送りはうまく行かず、結局普通に観た。それでも飛ばしたのは岡田パート。
・・・あの野郎。