痛覚刺激激痛ムービー。
そこそこスプラッターだが人体放出は抑え気味で、どちらかというと痛いに寄ってる。オリジナルほど放出出来ないので雨降らしたか。昨今のレーティングはやはり厳しいなあと。
基本CGIではなくメイクで頑張っているので、臨場感がある。凄く良い。寝る前に観ていて中々怖くて痛くて久々変な夢見た。
蛇足なのが脚本で、なんだか少女の自立ストーリーになってるのがなんとも…。この手の映画にそんな味付け要らんのだけどなあ。
視覚的レーティングが強まってるので、脚本にインパクト持たせようと家庭内不和や家族の死とかを直ぐに持ち込む風潮。あんまり好きではないです。
それでもホラー娯楽作としては完成度も高く、おっかなくて面白かった。元の音使ったり設定や小物、セットなどオリジナルオマージュがそこら中にあって、監督のサム・ライミ達への気遣いがよく見えます。違うアプローチでリ・イマジネイトという感じで好感。