Jeffrey

死霊のはらわたのJeffreyのレビュー・感想・評価

死霊のはらわた(2013年製作の映画)
3.0
‪「死霊のはらわた」‬
‪冒頭、森を彷徨う傷だらけの少女。動物の鳴き声、頭に頭巾を被され、男は女に終わりだアバズレと言い放つ。邪悪な書物、火達磨、悪霊封印。時は現代、車で小屋にやってきた若者達。薬物の治療、地下室、呪文、今解き放たれた…本作はカルトホラー映画のリメイクで、ドント・ブリーズや蜘蛛の巣を払う女を監督したF. アルバレスの長編デビュー作とされてる本作を再鑑賞した。製作には本家本元の監督サム・ライミ主演ブルース・キャンベル製作ロバート・G・タパートが担当してる。まず大抵嫌うリメイクだが、個人的には嫌いではない…ただもう3回目なので飽きはきた。過保護な兄貴が最後の最後まで妹を生き返らす為に試行錯誤するのにはイラつきと感動という得体の知れない感情を抱く。この妹ミアを演じたJ. レヴィはかなりしんどそうな芝居をしている。女性3人が即座に憑依され、男2人は懸命に戦うもラストは救われない始末…薬物依存症を治す若者らの苦悩も実際にこんな感じなんかと思いつつもホラーとしては怖く描いてる努力もあるし、基本的に近年のこの手のジャンルでは楽しめた。終盤の納屋での死闘、地下での一騎打ち、血の雨が降る外での生きるか死ぬかの悪霊との最終バトル…グロさ、不気味さ、不条理さ、痛々しい演出、派手なCG、ストーリー共に標準だと思う。‬
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