『荒野の七人』っぽいとは聞いていたけどそのものズバリだった。
それこそリメイク版の『マグニフィセント・セブン』もそうだけど、こういう「見てこれ!こういうのカッコいいでしょ!?」って感じの映画は個人的にかなり好き。
対峙する相手もとことん“唾棄すべき悪役”として描かれていて見ていていっそ気持ちがいい。
ただ荒野の七人とかと比べると最初の作戦なんかかなりお粗末だし、最終決戦もあっさり片がついた印象。舞台がクリスマス仕様に装飾されたホテルって所は凄く好きだったけど。
ギャング部隊1人ひとりの見せ場がもう少しあってもよかったかなと思うし、主人公サイドの損害も少なかった感じがした。
抗争の後何事もなかったかのように暮らしているし。
まあこれは実話ベースなので何とも。
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングを楽しむ娯楽映画としてなら最高。
靴磨きの子が殺されてジェリーがブチギレるシーンがよかった。