ジャッキーケン

モンスターズ・ユニバーシティのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

4.3
犬猿のライバルから最高のバディへ

言わずと知れた神映画「モンスターズインク」の前日譚を描いた本作

ストーリーもブチ上がり具合も予想の斜め上を行く良さだったけど何よりCGの進化がすげぇ
2013年(もう8年前かよ!)だとしても1作目は2001年、12年もの時を超えて描かれるモンスターズインクの世界はより鮮やかになっていてそこだけでも感動する

最高の怖がらせ屋になるべく憧れのモンスターズユニバーシティに入学するために日々努力を欠かさないマイク
1作目はチャラ男って印象だからここまで努力家だったってのは驚き
超が付くほどのガリ勉で優等生
しかもルームメイトが超真面目のランドールってのが笑えた

偉大な父を持つサリーとの出会いは優等生と勝ち組のステレオタイプだから最初は全く正反対な生き方をしてきたから犬猿の仲
だが試験でのやらかしによって怖がらせ学部を追放されてしまう、復帰するために怖がらせ大会で優勝しなければ戻れない!
敗退すればそのままチームそのまま退学と
ホグワーツにしかこんな鬼畜押し付けられ無いだろうという難題をマイクとサリーは即席で組んだ怖さには程遠いthe 負け組なチームと手を組み大会に挑む!

これは熱い!優等生と最強の才能を持ったマイクとサリーが怖がらせのセンスのカケラもないモンスターを率いていくそこには格差も偏見もぶち壊してチームが一丸となって成長して勝ち抜いていく!まるで21ジャンプストリートのチャニングテイタム組を見ているようだった

大会に出る、チームを作る、成長の流れがお手本のように気持ちが良かったし学校では常に隅っこにいるやつらがのし上がっていく姿はどんな映画においても見ててスカッとする!

マイクとサリー最大の試練が待ち構えるクライマックスはまさかの子供から大人を相手にしたまさかの1以上に危険度マックスの試練に立ち向かう!

ラストもなかなかグッときたしマイクとサリーがあそこまでのコンビになる過程をきっちり描けてた。

あとインクで印象的だったやつらがまさかの「お前前職それだったの!?」とか「え!?お前そんなキャラだったの!?」って感じでめっちゃ楽しめながらツッコめられる

夢に向かってひたむきに走ればきっと夢は叶えられる、どんなアンダーグラウンドでも俺たちはのし上がるぜとモチベーションが上がる作品だった