たったたらりら

さよなら渓谷のたったたらりらのネタバレレビュー・内容・結末

さよなら渓谷(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

物語の発想とか撮り方はすごいと思うけど好みの映画ではなかったな
淡々とし過ぎててちょっと暗い気持ちになりすぎるし…あらすじを越える驚きとかはないしあの暗い2時間を耐えられなかった

レイプが根底にあるのもちょっと自分的に複雑だった
ああいう形での復讐なのか依存なのか不思議と愛になったのかそういうふうに、被害者だったひとがほんとにそんな心境になるかな…ってちょっと疑ってしまうというか。
一応そこに至るまでの環境と付き合った男の恵まれなさとかは描かれてたけど、いや、それでもいやいや…って思ってしまう
理解できない、てのは記者の女性も言ってたし、そういうものなのか

レイプ犯の被害者と加害者がただ一緒に生活するとか心理的に依存しあってるとかだけじゃなくて、ものすごくリアルに性的関係にあるっていう描写もまた個人的にすごく気持ち悪く感じてしまった…真木よう子がエロいから余計生々しくて、、なんか。レイプに嫌悪感抱き過ぎてちょっと映画の本質から離れ過ぎた感想を持ってしまったかも

まあ確かに加害者側の男の人がふつーにいい人そうな感じだしてて、複雑な感じではあったけど