トメさん

最高の人生のはじめ方のトメさんのレビュー・感想・評価

最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)
3.9
キャラが、みんな個性があって、みんな心の中はいい人で、いろいろな人生、ちょっとした感受性、ちょっとした出来事で、その人の心の中のいいところが、ゆがんだ形、発せられない形になっている。

でもやっぱ、ちょっとした感受性、ちょっとした出来事で、その人の心の中のいいところはやっぱり見えてくるようになる。


個人的に印象に残っているのは、夏が終わりモンテが元の場所に戻ることをフィンに告げたときに、悲しくて、悲しくて走って逃げてしまうところ。

悲しいことがあったら、辛くて、痛い。本当に、悲しくて受け止めきれなくなったら、これが最後かもしれないから、その場でワーワー泣くのではなく、逃げてしまうんだな。それが本当に悲しいことに対する一番の反応なのかも。
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