想像以上の怖さだった…
日本の傑作『リング』(1998)やキューブリックの『シャイニング』(1980)が醸してた異様な雰囲気、呪いに自ら足を踏み入れ、連鎖を完成させた末路。どこをとっても並みのホラーじゃ太刀打ちできないヤバさがあった。
あと心の弱さだったり、恐怖をひたすら否定するほど、霊にとっては都合が良くて、術中に嵌めやすい。そんな警戒できそうなのに、警戒できない危険性もしっかり欠かさず描いているので、メチャクチャ怖くて仕方無かった…。
デリクソン監督は当たり外れが激しい人だが、今回はおそらく当たり。それどころかアメリカホラーでこのラストは中々だった。完遂ってやっぱり良いね(後味はさておきだけど)。