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裁判長のoのレビュー・感想・評価

裁判長(1918年製作の映画)
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父親の名前を娘につけてるのいい

古典的とも言える大いなる個人の問題を扱った、感傷的かつ痛ましくもあり強度にセンチメンタルな話である


いくつかの家具を研究するのにかなりの時間をかけた。登場人物たちの個性が、そうした人物たちを取り囲むあらゆるディティールの中に現れるのを見ることは大切だからである。

撮影期間 1918年5月から7月


物語の重層化
3つの世代の因縁話をフラッシュバックによって語る


ドライヤーは男のほうを悪者とし告発するのに対して、女のほうを潔白にしている。
カール・ヴィクトルが愛人を捨てるにいたる動機の提示を支配している。原作小説の中では彼は出来事の力によって次第にそうしてしまう。つまり彼は少しずつ彼女に対する興味を失ってしまう。映画においては、彼が亡くなった父に対して行った誓約が原因となる。
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