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ミカエルのmamのネタバレレビュー・内容・結末

ミカエル(1924年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作:ヘアマン・バングの自伝的小説

ドライヤーはデンマーク人だけど、本作はワイマール時代のウーファで撮られたサイレント映画。

著名な画家ゾレは愛する若き画家ミカエルを養子に迎え豪邸で一緒に暮らしていた。しかしミカエルは美しき侯爵夫人に心を奪われてしまい、ゾレには描けなかった侯爵夫人の瞳を、愛情の対象を示唆するようにスラスラと描き、遂にはゾレから離れていってしまう...。

ヴィスコンティほどのお耽美感はないものの、美青年に魅せられ狂わされ息絶える様が「ベニスに死す」のアッシェンバッハに重なるようで哀れだったな...。

(カール・テオドア・ドライヤー セレクションvol.2 2024)

2024-93
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