本作を観て感じるのは映画あるいは演技における視線の重要性だ。
個人的にキャラクターの人物関係がクリアではないが、ゾレやミカエルの目や視線のやり取りを観ているだけで互いがどのような感情を抱いているの…
ミカエルはとんでもないイケメンだが、ミカエルよりもゾレ先生の方が主役であり、魅力的な人物に思える。二人の関係がどのようなものであったかは想像するしかないが、孤独な巨匠が求めるのは「愛」であった。そし…
>>続きを読む先週観に行ってあまりにもどストライクだったので友人引き連れて今日またおかわりしてきた。101年前のサイレント映画ですでに完成しきっている、隙がないメロを見させられたことに驚愕。いや台詞のないサイレン…
>>続きを読むやっぱり好きです、ドライヤー。
『ゲアトルーズ』とはまた違った室内劇。言うなればより激情的な…
過剰にすら見えるインテリアは空虚を加速させるけれど、それでも画面には永遠が満ち満ちている。ミカエルの顔…
ドライヤーのBlu-rayBOX鑑賞をスタート。
製作順に観よう〜ってことで、1つ目はミカエル。
よかった!全編に流れるやや不穏なBGMが好き。
ミカエルは美しいけどどうしようもない奴だなぁ……
サイレントと知らず途中眠くなるかもと危惧したが、劇伴がとてもよくずっと気持ちがよかった。不協和音が入ってきたり俗っぽいメロディーになりそうでならない引っかかりがある音楽が作品通して続く。ブルータスと…
>>続きを読む 1924年。老いた画家のモデルを務める青年が、肖像画の依頼をしに来た伯爵の令嬢と恋に落ち、画家に多少の罪悪感を持ちつつも放蕩三昧、画家は苦悩の中で新作を手がけるが……
カール・ドライヤーのサイレ…
ちょこちょこ寝てしまって本当に心地よかったけどラストシーンとセリフだけ観て寝たことを後悔した……。「チタン」のラストシーン思い出した。
当時使われていた音楽のままなのか、今上映するために新しくつけら…