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終戦のエンペラーの大大のレビュー・感想・評価

終戦のエンペラー(2012年製作の映画)
4.0
戦後日本の統治のために、天皇を処刑するのではなく利用する事が得策と考えたマッカーサーは、知日家の准将に天皇の戦争責任の有無を調べさせる。

天皇の周辺人物と接触しながら、
日本の参戦は、米国を初めとした列強の存在の模倣であったこと、終戦宣言は天皇の強硬判断と内部葛藤の末に行われたことを知る。

天皇の人間離れした神々しさのミステリアスさと、
戦前から交際していた日本人女性の掴めそうで掴めないミステリアスさに没頭していく准将が、

天皇とマッカーサーのタイマン会談で、
人間である天皇を目撃するお話。
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