終戦のエンペラーの作品情報・感想・評価・動画配信

『終戦のエンペラー』に投稿された感想・評価

鑑賞日:2016.4.20
1945年8月30日、降伏した日本にGHQの最高司令官としてダグラス・マッカーサー(ジョーンズ)が上陸、日本の占領統治が始まる。A級戦犯の拘束に乗り出したマッカーサーは、知日家のフェラーズ准将(フォックス)に10日間で戦争における天皇の役割を突き止めるよう命じる。
しかし、白黒をはっきりとしない日本独特の意志決定のあり方にフェラーズは困惑、調査は困難を強いられる。
フェラーズとあやちゃんのラブ物語が余計だったかな!国民が信じてたよりも天皇は理性のある一人の人間だったんだね。戦争の終結に貢献した功績は語り継がれるべき。
K

Kの感想・評価

1.3
“ラブロマンス”

他国が日本を扱った作品としては、かなり日本の精神や価値観に寄り添っていた。だからこそ、わざわざ恋愛要素を取り入れたことが残念。
YasTkg

YasTkgの感想・評価

4.0
一昔前とは違い、日本をきちんと理解し
とても丁寧に作られた作品。
嬉しいことです。

事実に基づいた作品であるにせよ
フィクションであり
この作品をあの告白(台詞)をどのように感じ取ったかが、気になるところ。

劇場は、ほぼ満席の客席。
そのほとんどが高齢の方々。
いかがなもんかな、若者よ。
終戦時の天皇をめぐる話で、シーンに応じて画調や色合いなどを使い分けており、当時の再現も資料写真通りだし、廃墟の東京を始め、皇室の様子や皇居のロケもあり重厚で面白い。洋画なのに日本風の映像も雰囲気があっていい。機関車のシーンは違和感が強かったけど、ニュージーランドロケらしく納得。ただ、ラブストーリーが多く、もう少し本線を重厚に掘り下げて欲しかった。准将に焦点を当てているから仕方ないとはいえ、色恋はもう少し抑えても良かった。ちょっと主題がぶれて残念。夏八木勲は若い時は癖が強くて苦手だったけど、いい老け方したな。
しかし、忘れてたけど改めて酷い無差別爆撃だったんだな。今のロシアのウクライナ市街地砲撃どころじゃない。アメリカ人も反省が必要。
sexmachine

sexmachineの感想・評価

4.2
物事は勝者の都合で進み、歴史は書き換えられる。占領下には、社会主義というイデオロギーに対する防壁や、アメリカの国防やらという都合があって、その下で様々な権益は解体され検閲も敷かれた。天皇の存命も、場当たり的に最善の策として許された側面も相当に大きい。

この映画に関しても、サイドストーリーや演出が陳腐すぎるきらいがあるように思われる。それでも、天皇やGHQが持っていた未来への責任感や善意を感じ取るには十分だった。

昭和天皇の戦時下における立ち振る舞いが明かされない(1000年かけて調べても無駄)というのは、残念に思う。 

武士道とか「日本的」な精神というのは、圧倒的な西洋的価値観を前にアイデンティティクライシスを起こした日本が拵えたファッションに過ぎないのかもしれない。でも、だとしたら我々は何を拠り所に生き延びればいいのだろうとも思ってしまう。新渡戸稲造に問い直してみようと思う。
天皇陛下の命が危なかったことは知らなかったので勉強になった。
終戦直後GHQが日本をどう再興するか、そして戦争責任を背負うのは誰なのか、を描いた作品。

日本の天皇崇拝や国民性を的確に描写し、フィクションも交えた物語ながら当時の日本国民の心情をよく表現している。

アメリカ映画だからこそ、描けた部分もあったと思う。両面からの表現を見ることが大切だ。

短くわかりやすくまとまっていた。

太平洋戦争直後の日本とアメリカを史実をもとに描く歴史サスペンス。

1945年8月、日本が連合国に降伏し、第2次世界大戦が終結。ダグラス・マッカーサー元帥率いるGHQが日本に置かれ、米軍統治が始まる。そんな時、日本文化を研究し、日本に対して格別な思いを抱くボナー・フェラーズ准将は、太平洋戦争の真の意味での責任者は一体誰なのかを調査するようマッカーサーから極秘に命じられ、独自に調べを開始するが……。

日本のあいまいな意志決定。
日本人が知らない日本を描いたアメリカ映画。

終戦直後GHQが統治するにあたり、日本をどう再興するか、そして戦争責任を背負うのは誰なのか、を描いた作品。

アメリカ映画ながら日本の天皇崇拝や国民性を的確に描写し、フィクションも交えた物語ながら当時の日本国民の心情を見事に表現した一本。
下手な日本映画より分かりやすく、勉強になる内容だった。

「日本のいちばん長い日」では昭和天皇役を本木雅弘が演じハマリ役だと思ったが、本作で同役を演じた歌舞伎役者・片岡孝太郎も出番は少ないながらオーラのある良い演技だった。

字面では上手く表現出来ないが、戦後日本が復興するきっかけはどうやって出来たかを分かりやすく知ることが出来る良作だと思います。
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