終戦のエンペラーの作品情報・感想・評価・動画配信

「終戦のエンペラー」に投稿された感想・評価

yukarasu

yukarasuの感想・評価

3.9
中立的で品性を感じる。
対日の心理戦を担当したフェラーズ准将の「名誉の概念が違う」てセリフが心に響いた。
昭和天皇とマッカーサーの対談シーンはもう少し長くみたかったな。。
ボリス

ボリスの感想・評価

2.9
竹林でアハハ…ウフフ…みたいな回想シーンはちょっと面白かった
太平洋戦争直後の日本とアメリカの史実をもとに描く歴史サスペンス。
1945年8月、日本が連合国に降伏し、第2次世界大戦が終結。マッカーサー元帥率いるGHQが日本に置かれ、米軍統治が始まる中、日本文化を研究し、日本に対して格別な思いを抱くボナー・フェラーズ准将は、太平洋戦争の真の意味での責任者は一体誰なのかを調査する。

主人公にマシュー・フォックス、共演にトミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、羽田昌義、西田敏行、中村雅俊、夏八木勲、伊武雅刀、桃井かおりなど日本人キャストも出演している。

本作は、終戦をめぐる天皇や上層部の謎の数々に肉迫した物語となっており、フィクションとノンフィクションが入り交じっています。

作中に近衛文麿が語る「日本は欧米各国を見本にしただけだ」という言い分はその通りだ。だからと言って戦争を仕掛けてはならないのだが、遅れてきた帝国主義国が敗れたのち断罪されるのは道理に外れているかもしれない。当時の世界情勢の中でどう生き残るかを必死で模索した時代だったのだ。
大体アメリカびいきになる作品が多数の中、あれを堂々と近衛に言わせたハリウッドに、敬意を表したい。

次は間違った認識のシーンですが、西田敏行の大将クラスがサイパンや沖縄の最前線で指揮をとったり、作中では親戚、家族が全て亡くなった設定で、おめおめと自分だけが生き残ったりと、帝国海軍大将という役割と肩書きの重さを調べていないように思える。ここは少し研究して貰いたかった。

それと、つまらんラブストーリーの回顧録って必要なんですかね?
なんだか薄っぺらい作品になってしまったのが残念です!
それはそれとして、本編には不必要だと思いましたが、初音映莉子さんの日本人役はなかなか好印象の演技でした。

アメリカが、マッカーサーが、日本を統治するには天皇陛下をどのように扱えば良いのかを考えて、1番良い結果になったのだろう。
フェラーズええヤツやーん☆
アメリカと日本の映画やしどっちつかずで良かったと思うー
占領下の日本で天皇の戦争責任の有無を調査し、そして天皇が戦犯として裁かれる事を回避させる事に尽力したフェラーズ准将を描いた作品。

この手の作品はややもするとアメリカ目線で描かれる事が多い気がするけど、この作品においてはほぼ対等な立場で描かれているのでその辺の違和感はなく楽しめる良い映画でした。

マッカーサーと並んで撮られた昭和天皇の写真を見て、なぜか目頭が熱くなった😄
マッカーサーの上陸から、昭和天皇裕仁との対話・撮影までの史実を描いた作品。天皇の戦争責任がテーマで、なぜ戦犯となるのを逃れられたかをフェローズという軍人を主人公に据えて辿る。
この大きなテーマと、フェローズ個人の私情が混じえながら日本と天皇の姿を炙り出すのだが、最も盛り上がる部分で、彼と旧知の元恋人である日本人女性とのエピソードが冗長に感じた。


連合軍の総意で天皇は処刑されることにはなっていたが、マッカーサーは裁判を主張し、天皇ありきでの日本の再建を目論んでいた。天皇が去れば共産主義者が入り込むことをも恐れていた。
天皇は自由のない生活を送り、かたちだけの役職にも関わらず、御前会議では暴走する阿南率いる陸軍ら軍国主義者へ終戦を望む旨を伝えた。
──このあたりがサラッと触れられているが、もうすこし踏み込めば深みが出たと思う。


焼け野原の東京と居酒屋、燃えなかった建築や料亭、そして皇居など美術や映像はたいへん良い。しかし、大衆理解に寄せすぎたのかフェラーズの感情に焦点を当てすぎたきらいはある。
「日本人は野蛮だ。自決する。名誉の概念が違う。」と言った矢先に東條が自決未遂をしたシーンがある。互いに野蛮だと言い合っていた空気を感じさせ、ラストに歩み寄るかたちを見せたかったのだろう。

岡本喜八監督の、終戦を決断する経緯を描いた『日本のいちばん長い夏』を観てから本作を観ると、バックグラウンドがわかって良いと思う。

「昭和天皇とマッカーサー」という下記の記事によると、マッカーサーはけっしてHis Majestyと呼ばなかったらしいが、映画ではYour Majestyと言っていたことを補足。

https://www.news24.jp/sp/articles/2021/09/07/07935836.html
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0の感想・評価

2.0
2021年現在、日本に生まれ日本に住んでいる自分にすら、天皇制がよく分からない。今現在を生きる日本人でもよく分からないのに、日本人以外は謎でしかないだろう。何かあれば「陛下の御為」と言ってどいつもこいつも自殺する謎の国民。原案、原作は日本人か。でも製作国はアメリカ。…よくここまで日本に寄せてきたな、って感じ。天皇の処刑を望んでいた国がここまで日本のことを理解しようと努めてくれたなんて、奇跡。もっとアメリカ側から冷静に見た謎の国の敗戦時の模様を見てみたかった。

宮城事件で日本人同士の殺戮ってあったのかな
Newman

Newmanの感想・評価

3.7
天皇の戦争責任があったのかがテーマ。日本をよりうまく統治していく上でマッカーサーは天皇をどう裁くべきかを考えて、天皇に戦争責任はなかったとして象徴天皇とすることとした。その方が、アメリカが恨みを買ったうえ統治する側とされる側という深い溝を作らずに済むと考えてのことだろう。そう考えられる国だから強いし戦争に勝ったのだと思う。天皇がマッカーサーに会ったときの発言「全ての責任は私にある。私だけを裁いて欲しい」と言っていることからも、天皇自身も当然に戦争責任はあったと自覚していたし、周りの陸軍、海軍がそれを選ぶしかない状態を作っていたにしても最終的な決定者は天皇であった。日本にはもっと昔からあったし、1945年が最初と思っているわけではないが、日本に、はびこっている偉くはなりたいが責任は取りたくない、そして本当に取らない、取ったらそれは馬鹿のすること、逃げ切れという風潮はどうかと思う。責任を取るのが自決では決してないとも思っているが。
GHQの最高司令官マッカーサーが日本の占領統治をおこなうにあたり、日本の指導者たちの戦争責任の追及の中で理解不能だった天皇の在り方へ理解を深めていく様子を描いた作品。

やはり、アメリカ人には日本人は理解不能というか、ミステリアスに見えるのだと思う。この作品は外国人から見るとミステリに思えるかもしれない。
(2013年9月1日@お台場シネマメディアージュ)
ペル

ペルの感想・評価

3.4
終戦後、戦争の責任が昭和天皇のあるか否かを調べる映画。
良かった。

ラストの昭和天皇とマッカーサーの会話はもう少し聞きたかったなぁ。
てゆーかこの映画、フェラーズ准将が主人公みたいやけど、正直どうでもよくなった。

敗戦してもなお、アメリカ人に強気な日本人を描くハリウッド映画。
そりゃスカッとしますよ。
だから、左寄りの人は観ない方がいいでしょうね。
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