カラックスはもともと尖ってたけど、
尖り方の種類が思ってたのと違って、
やや戸惑いから始まった。
自分とは別の役になりきるという
不思議な職業、俳優。
その不思議さに焦点を当てた
映画なのであろうか。
主人公の名前もオスカーだし。
または誰もが誰かになれる
人生の可能性の
表現なのだろうか。
1時間を過ぎた頃から
シュールコメディとして
楽しむことにした。
3役目のあれは『TOKYO!』の
キャラの焼き直し。
ゴジラのBGMまで出して。
奇妙な映画。
もとい、当たり前のように観ているが、
映画はそもそも奇妙なものなのか。