このレビューはネタバレを含みます
興味深く、面白い題材なのに、
なんか中途半端な印象…
間違いないほどハッキリした
剽窃、盗作をしてしまう若き
作家志望の男…という小説を披露するのが、年配の作家…と
二重構造になっていて、
その小説の中の盗作した男は
その男の事なのだろう…と想像できる。
そういう設定自体は面白いが…
小説を盗まれたと告げに来る老人は、結局何も求めず、
程なく死んでしまう…。
だが盗作した側は、
罪の意識に苛まれるのだが…
どうにもラストが
曖昧で、投げすぎだろうと思う。
どう結末を付ければいいかわからなくなったのか?という
印象…
もう少しまとめてもらえれば良かった。