デニス・クエイドが「ザ・ワーズ」の作家、ブラッドリー・クーパーが「ザ・ワーズ」の主人公で作家志望、ジェレミー・アイアンズはブラッドリー・クーパーに作品を盗まれた作家でその自伝はベン・バーンズが主人公と入れ子構造になっているのだけど、これがうまく機能しているかと言われるとそうでもないような。
劇中劇であるローリーが主役なのはよくてこのパートはいいのにクレイのパートがかなりノイズになっている。オリヴィア・ワイルドはなんのためのキャラなのかわからずクレイのパートの存在意義が不明。
ただキャストがかなり豪華なので観てて退屈はしない。もっとおもしろくなりそうなのにもったいない感じ。ラストもほわっと終わって残念。
ブラッドリー・クーパーの泣くちょっと手前の子犬みたいな顔反則。うっかりなんでも許すわあの表情。
そういやブラッドリー・クーパーとゾーイ・サルダナってこれがきっかけで付き合ってたんだなあ。「GOSSIPS」1番読んでた時期かも。