胸に刺さった。
言いたいことを父親に真っ直ぐ伝えられない、父親が遠く感じる。ウーに対する嫉妬、父親に認めてもらおうと頑張るけど空回り。
そして父親を殺した時のトニーの涙に刺さる。
プッシャーの続編ではあるものの前作とはまるで方向性も見せ方も違う。だが良作であることは間違いない。
1にも2にも言えることだが、この監督は感情移入させるのがとても上手い。理由は分からないが、どうしても主人公に感情移入してしまう。共感する部分があるからだろうか。
赤い照明、緑の照明、そして作品全体を覆う黒。小物などではなくネオンのようなギラギラした照明の色使いがとても魅力的で好きだ。