坂本くろみ

氷の微笑の坂本くろみのネタバレレビュー・内容・結末

氷の微笑(1992年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

初視聴年:2021
事前にあらすじと「最後まで犯人が予想がつかないミステリー」のような推薦を見たのを本気で後悔した。

そういう触れ込みで見たものだから新本格ミステリを読むつもりで大真面目に見ていたら、犯人は早々に分かった上で下半身に逆らえずに思惑通り動いてしまう男の不倫映画だったので、とてもがっかりした。
その手の映画として評価すればこの監督の手腕は高く評価できるのだけど、ミステリを期待させられた上でこういう展開になると全く映画の見方が変わってしまって、単なる作りの粗い話の映画に見えてしまう。自分はもう、そういう目線になってしまってシャロン・ストーンの✕✕✕を持ってしても怒りが収まらなかった。

この映画の教訓として、これからは事前評判とか他人の評価とかそういったものはもう一切当てにはしないで、自分の目で全て判断しよう、自分の基準で映画を選ぼうと、そう思った。