ま

氷の微笑2のまのレビュー・感想・評価

氷の微笑2(2006年製作の映画)
2.5
誰しもがまず思う事…「2あったんだ」。
シャロン・ストーン主演の官能映画の名作「氷の微笑」から14年。見る前から嫌な予感しかしないのだけど大体想像通りな感じの内容でした。

シャロン・ストーンこのとき48歳。前作同様男を翻弄する妖艶な女性作家を演じているのだが、さすがに全盛期はとうに過ぎているので美しさは劣る。それはまぁしょうがない。それでも年相応に美しいしセクシー。むしろ48歳で頑張っていると思う。

ただ、役柄ももう少し大人の色気とか年相応な感じを出してほしかった。前作の官能キャラを14年経ってそのまま演じているのでちょっと無理があるというか…

性描写もちょっと意識しすぎで、冒頭の車でナニをするシーンも露骨過ぎてちょっと笑っちゃいました。まぁこの映画をみるほとんどの男がそういうシーンを勿論期待すると思うのでサービス精神でしょうか。

彼女と一緒にいた男が死亡する、警察が尋問する、主人公が女に翻弄・魅了されていく、その間に別の殺人事件が起きるという基本的には前作と同じストーリーで昔の様な斬新さもあまりない。今回は刑事ではなく医師が彼女に魅了されるのはちょっとした違い。

前作のインパクトが凄かったのと14年ぶりの続編じゃそれはそうなるなって感じの作品。妖艶なシャロン・ストーンは健在ではありましたがコレを見るなら前作見た方が良いとなる。なぜ14年も経ってから続編作ったのかが謎。
でもちょっとエロチックなサスペンスとしてはそれなりに楽しめました。
ま