Eucharis

エンド・オブ・ホワイトハウスのEucharisのレビュー・感想・評価

3.3
テロほど防げないものはない…。



さらには映画の中のテロですよ?

名前検索?顔認証?したら即刻わかってしまうような国際指名手配犯を国の重要なポストにつけてホワイトハウスにきたり、

ボディチェックもなくホワイトハウスに入れたり、

ホワイトハウス近くまで識別不明の飛行機が領空侵犯していることに気づかなかったり、

大量の訓練された人たちが入国していたり、

ほぼ100%外れない弾で味方陣営を瞬殺&主人公を除き死亡させたり、

パスワードが短時間で解除されたり、




とても鮮やかな制圧、お見事なテロでした。




それに対して、

味方陣営は会議室に必ず現場をひっかき回す人がいたり、、

脅しに屈したり、

運悪く(都合よく?)情報が漏れたり、




話を盛り上げるために想定外のピンチがたくさん。。




まぁ、それでも主人公チートスキル「弾除け」だけでお釣りが来るんですけどね(笑)




映画自体は面白く観られるのですが、


ただ、自分としては世界情勢的にいろいろあるにしろ、「テロを仕掛けてきた国」として実際の国名をだしちゃうのは嫌かなぁと。。

実話や史実に基づく話ならまだしも(まぁ、一面からの見方で決めつけられた事実や史実なら一緒ですがw)、
フィクションなのに実名を使ってしまったら、
何十年、何百年と世界各国で観られる映画が偏見をばら撒き続けることになってしまう可能性も無きにしもあらず。。

それこそ、映画が発端で起こった暴動とかもあるくらいですから。。

無辜の民からしたらいい迷惑だと思うのです。


テロの理不尽さを伝えたり、テロに負けない気持ちを発揚させたりなどは賛成ですけどね\(´°v°)/
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