頭の上の赤い林檎

エンド・オブ・ホワイトハウスの頭の上の赤い林檎のレビュー・感想・評価

4.1
 主演はジェラルドバトラー。彼は特殊部隊が本当に似合う。本職はどっちなのだろうかと思わせるくらいに(笑)

 冒頭のボクシングシーンから始まるのにセンスを感じる。
 格式の高い大統領という存在を身近に感じ、同じ1人の人間として感情移入して見ることができるし、マイクとの関係性、果てはマイク、大統領の人柄もわかりやすくて短いながら素晴らしい冒頭。

 マイクに重役たちが希望を託すのではなく、状況から徐々に託さざるを得ないように自然になっていくストーリー進行も中々鮮やかで良い。

 何より戦闘シーンはジェラルドバトラーの魅力で満ち満ちている。

 「最後の銃弾は自分のために取っておけ」

 テロ組織のボスにマイクが放つ宣戦布告。人生で死ぬまでに言いたいセリフリスト筆頭です。めちゃ面白かったです。