頭の上の赤い林檎さんの映画レビュー・感想・評価

頭の上の赤い林檎

頭の上の赤い林檎

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フライト(2012年製作の映画)

2.5

デンゼルワシントン。正直、中学生の頃はウィンディーゼルと同一人物だと思っていた。
 ワイスピ見て、イコライザー見てそこで初めてあれ、なんか2人いるぞ気づいた。ついでにザロックもそこに入りそうで危なかっ
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

4.9

 こいつはすごいものを見てしまった。

 俺の好みにブッ刺さるSF。

 制作はなんと1970年代。50年も前だ。そして今作の舞台設定は2022年。現代だ。
 
 果たしてどれほど作中で描いた未来感と
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

5.0

 2作目も文句なしの神作。全てが流れるような美しさの中で展開されるストーリー。
 マッドデイモンの一つ一つの所作に何一つ無駄が無い。一見何してんだこいつ…と思っても数秒後にその答え合わせがなされる。元
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.2

 やっぱり無人島漂流もの、大好き。しかも主演がトムハンクスと来たもんだ。

 この映画、どう見てもトムハンクスが無人島に漂流し、サバイバルする様子とその前後をたまたま映像に収まっていたもの、としか思え
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

2.2

 う〜ん…名の知れた名作。期待していたのだが、いまいち。兎にも角にも主人公に感情移入できなかった。それに尽きる。それができないとどんな名作でも微妙になってしまうんだよんなあ。

 アルカポーネをロバー
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 ありそうでなかった。まさか、2024年公開のラブロマンスでその感情を存分に感じることができるとは思わなかった。

 韓国で幼くして出会った普通の2人。直感的な、だが、純粋な恋心。表層化することなくす
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

 どうせまた、2001年宇宙の旅みたいな一癖も二癖もあるパターンなんだろうなあ、気合い入れてみよう。

 見初めて数分、雨に唄えばを全力歌唱しながら見知らぬ家に強盗に入り、夫の前で妻を強姦するシーンを
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ペイチェック 消された記憶(2003年製作の映画)

4.0

 制作が2003年。かなり現実離れした設定のSFにも関わらず、過去の自分の記憶を軸としてうまく展開していくストーリーテリングが巧みで飽きることなく手に力込めてエンドロールまで見終えることができた。
 
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ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

4.4

 これは思わぬいい出会いだ。何回みても味わえるかもしれない。2018年公開なのに全く知らなかった。

 タイトル通りローラと2人の兄の話。フランスの両親を亡くした恐らく30代後半のローラと47と49?
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

1.9

 う〜ん…期待していただけにちょっと残念。

 実在したプロレスラー一家を題材にしたヒューマンドラマ。
 確かにプロレスの知識は俺自身浅く、知らないに等しいが、それにしてもしっくりこない内容。

 悪
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

 10代後半から20代後半にかけて、男子はみんな心のどこかにど痛い厨二病を宿している。それは存在こそぼんやり認識していても、確かに確認はできず、目を逸らしたくなるような、言語化できないもの。これは絶対>>続きを読む

いつかはマイ・ベイビー(2019年製作の映画)

3.2


 海外特有の言い回しによるジョークで笑えず追いつけないコメディが苦手。今作は、そんな私にとってもわかりやすく笑えて、気軽に見れる素晴らしいラブコメだった。

 2人の関係性がスピーディーに展開される
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アメリカ、家族のいる風景(2005年製作の映画)

2.5

 ヴィムヴェンダース作品はハズレを引いた時の喪失感が恐ろしい。逆に言えば当たりを引いた時の幸福度は半端じゃない。

 そんな2面生を教えられたのが今作。

 じゃあ、今作はどっちなのか?

 前者であ
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めがね(2007年製作の映画)

3.5

 かもめ食堂がとてもヒット。異国でほのぼの流されながら、それでいて芯を失わず生きる独特の温かさが大好きで今作を拝見。

 独特の緩くて和む雰囲気はそのままだが、今作は個人的には合わず。 

 多分いつ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

 シャーロックホームズかと思ったら、コナン、かと思ったら古畑、かと思ったらカーチェイス始まって綺麗に伏線回収。あまりにも構成と展開が美しい惚れ惚れする。
 ミステリーをあまり好んで見ないのだが、今作は
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大逆転(1983年製作の映画)

4.5

 非常に面白かった。

 流石のエディマーフィ。コメディは抜群である。
 作品を通して終始わかりやすいコメディなのだが、ところどころにあるエッセンスとして人種間の身分、ホームレス、明日も我が身のトレー
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トゥルー・スピリット(2023年製作の映画)

4.3

 実話ベースということもあり、というかそもそも映画になっている時点で結末はわかっているのだが、今作の見どころを鑑みればそこはあまり重要ではない。
 やっぱりオーストラリアの海は、綺麗だ。本当に綺麗。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

 こうして感想を書いている今も、まだ余韻の中にいる。

 言語化できることのできない感動の中に私はいるのかもしれない。
 共感、憎悪、恐怖、好奇心、驚嘆。ありとあらゆる感情を揺さぶられ続け、なぜだかわ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

素晴らしい。村上春樹の映像化というもはや無理難題とも言える壁の一つのアンサーとして、今作は本当に素晴らしい。

 まず、主演に西島秀俊を選出したところが今作の最たるお気に入りポイント。
 作中通して西
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ザ・キッチン(2023年製作の映画)

3.0

 監督ダニエルカルーヤというだけあって、タッチ式の鏡とか、ブレードランナー的街並みはブラックミラーを想起させる。

 そう、全体的に近未来感がブレードランナー味があって結構好き。

 ただ、ブレードラ
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.4

 これは名作。

 実話ベースものとして、主人公のバックグラウンドをしっかりと掘り下げながら、エンパイアステートビル挑戦までの過程を綱渡りというエンタメ性抜群の題材をフルに活かしながら飽きないテンポで
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ロッキー3(1982年製作の映画)

4.9

 今作では今まで積み上げてきたものを上手く次のステージに押し上げた。

 まず語らねばならないのはミッキーの死である。物語として見たときに、ロッキーの戦うべき理由としてこれ以上なく相応しいものであり、
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

2.6

 酷い。

 画の綺麗さは尋常じゃない。工場の造られた歪な綺麗さをアニメーションであそこまで綺麗に表現できるのかと感動を覚えた。

 イツミにひたすらイライラした。

 設定上、幼いのはわかるが、見た
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.2

 日本人にはかけ離れた馴染みない海の向こうの負の遺産。

 だからこそ、万人に是非見てほしい。同じ人が同じ人でないものとして以下に理不尽な不利益を被ってきたか、そしてそれが今に及ぼす影響を。海を超える
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

 事前情報入れずにウキウキで見に行った。完全にサスペンスの口で腹を空かせていたために、ヒューマンドラマがテーブルに運ばれてきて消化不良…多分もう一度見返せばしっかり噛み砕いて見れるはず。

 これから
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

 一つ一つの画の作り込みが半端じゃない。

 事故映像で足が曲がってはいけない方向に曲がるの結構リアルでエグいなあ。ただ、リアルでよかった。

 人の肉を食すことに対しての壁が早々に超えてしまうのもリ
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ホワイトハンター ブラックハート(1990年製作の映画)

3.0

 本当に微妙だった笑

 イーストウッドの映画は脳死で褒め続けた俺がはじめて無理だった笑

 まず、良いところをあげていこう。

 主人公ジョンウィルソンは確かにはちゃめちゃだ。サッカーで言うならマガ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良かった。

 ガイリッチーのアクションと言えばスナッチ。癖が強すぎるカットと展開で個人的には合わなかったのだが、今作は結構刺さった。
 1つの現金輸送車強盗事件を軸に時系列が前後するサス
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HUSTLE ハッスル(2022年製作の映画)

4.8

 わかりやすいバスケのサクセスストーリー。舞台がフィラデルフィアということもあり、ロッキーとミッキーの関係を彷彿とさせる。作中でも少しだけオマージュシーンが出てきた。
 
 とにかくアダムサンドラーが
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

 今作もタランティーノの色が濃く濃く出ていた。無駄な会話劇と待ち受ける結末に向けて終始張り詰める緊張感。タランティーノ作品の作りがわかるからこそ全てがラストへの布石、前フリとして無駄なく作用している。>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.2

 ジェラルドバトラー主演のアクションサスペンス。もう正直、この並びだけで面白いの確定してるようなもの。実際素晴らしかった。

 内容としては、ロシアの首脳陣内でクーデターが起こり、過激派で戦争万歳なロ
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人生の特等席(2012年製作の映画)

3.5

 シンプルで良くも悪くも期待通りのストーリーであった。ラストは、チームがガスの反対を押し退けプロ注目の選手を見事獲得。しかし、ミッキーがたまたま見つけ出したモーテル従業員の息子が凄腕ピッチャーでそのプ>>続きを読む

思いやりのススメ(2016年製作の映画)

3.7

 ベン役のポールラッドが本当に良い。アントマンでも確信したが、全世界に存在するコメディ混じりの中年役はライアンレイノルズかポールラッドにやらせて欲しいと思う。後たまに佐藤二郎。今作も例に漏れずハマり役>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

4.4

めっちゃくちゃ良かった…

 前作でも確信していたことだが、ロッキーが素晴らしいと思うのはただのスポ根サクセスストーリーではなく、ロッキーバルボアという男にフォーカスしたヒューマンドラマとして成立させ
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

 実際の事件を再現したサスペンスというよりも、実在した3人の人生にフォーカスし、現代での軍隊の実情にも迫ったノンフィクションといったテイストのドラマ。

 ヨーロッパ旅行の様子も結構な尺を割いて描かれ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.2

 確かに、ヒーロー映画、強いてはヒーロー、特撮好きには大満足の素晴らしいクオリティの映画であった。一方で、興行的にはイマイチだったらしい今作。その理由もなんとなく納得してしまう。

 冒頭からDCコミ
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