過去視聴メモその123。
4つのショートムービーのオムニバス。3つの過去と1つの未来の「日本」が描かれる。
どれもこれも映像が素晴らしい！
特に1つ目の「九十九」が好きで、山中の描写はもちろん出てくる付喪神が様々で見ていて楽しい。情けは人の為ならず的なラストも、日本昔話チックで好み。
2つ目の「火要鎮」は、あれまんま八百屋お七の話だよね？ただあの炎を映像美として魅せてくれるのは凄く嬉しい。
個人的な問題作が3つ目の「GAMBO」。ちょっとエグくて見ていて辛かった。鬼に連れ去られた女性の叫びが恐ろしく、嫌いではないんだけどもう二度と見たくない…
ラストの「武器よさらば」は、技術を発展させすぎた人間へのしっぺ返し。少し方向性は違うけど、初期に甘く考えすぎてこの状態になったコロナのような。
どれも短時間でしっかりまとまっていて、それぞれ単品でも良作だと思う。ただこれ、映画館で見るものだろうか…？映像美としては素晴らしいが。
