SHORT PEACE ショート・ピースの作品情報・感想・評価・動画配信

「SHORT PEACE ショート・ピース」に投稿された感想・評価

PIXY

PIXYの感想・評価

3.5
「九十九」の主人公、雨宿りした祠での一夜の出来事、彼の器用さが凄いあのスキルがなかったらどうなってしまったんだろう?
「火要鎮」隣の男のことが忘れられずに火をつけた女の物語、そこに火消しとなっていた隣の男が現れる、ちょっと悲しい物語で絵の表現が良かった。
「GAMBO」熊と人間の物語かと思いきや鬼?宇宙人!?鬼の子を身ごもってる女性の殺してくれって懇願する様がトラウマになりそうなぐらい可哀想だった。
「武器よさらば」一番大友作品らしくて感じたカトキハジメさんってガンダムのデザインされていてプラモデルでもVer.Kaでもお世話になってます、アニメの監督までマルチすぎる才能にちょっと嫉妬してしまう。
kiisa

kiisaの感想・評価

4.0
アニメーションの美しさに圧倒された。ひとつひとつの話も面白く、大友克洋ファンとしては嬉しい作品。好きな人は好きだと思う。
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
細密な線画が尽くされた独特のテイストのアニメ珠玉集。どの作品も絵が魅力的。舐め尽くすまで見たい気にさせる。特に『武器よさらば』のリアリティとテンションに深く引き込まれた。シニカルなラストの余韻も好き。
SF的設定に純和風の自然融合感が滲む『GAMBO』…この手画き風タッチのアニメーションが3DCGベースで作られたというから本当に驚き。スタッフが違うのにどの作品にも共通する和の響きが心地よい。
HEINZEgud

HEINZEgudの感想・評価

3.6
超絶技巧による目の栄養。
超一流クリエイターたちが日本昔ばなしを作ったら、て認識で観てました。
最後の武器よさらばだけはすこし毛色が違うけど、、
kakuko

kakukoの感想・評価

4.1
怪物に孕まされて尋常じゃなくお腹膨れて、怪物の赤ちゃんが透けて見える状態になって、女性が「殺して」って言ってるやつ、脳裏に焼き付くのでやめてほしい宣言。1ヶ月くらい頭から離れないよどうしてくれるの。
手を合わせて、物に感謝する姿勢見習わないと。
道具箱を広げるシーンすごく良いな、トイストーリーを思い出した。
取り乱さないのすごいなこの人、物には神が宿ることを知ってたからこう言った対応取れたのかな。
日本昔ばなしのような温かな話だったな。
火消しの人がワラワラ集まってくるところのアツさ、引き込まれた。
この時代の消化の仕方の勉強になった。
「火事になればもしかしたら会えるかも」とか「火事になればしたくない結婚からにげれるかも」とか言ってないのに感じさせてくれるアニメすごい。
絵巻物が動く感じも良かった。
自立戦車との戦闘シーンが好きすぎる、戦闘のプロって感じが好き好き。
フルフェイスのヘルメットの中でゲロ吐くとか最悪すぎる。
装甲車めちゃめちゃカッコ良い。
荒廃した日本めちゃくちゃそそるものがある、何があったのか、想像が捗りますね。
SHORT PEACE
オムニバス作品です。
1話目「九十九」
劇場公開はされていたようですが劇場へは足を運ばずにレンタルでDVDを観た記憶があります。この映画は大友克洋の単行本のタイトルを冠していながら、大友が製作総指揮というわけでもないようです。全体的に「日本らしさ」がちょっとわざとらしいくらい前面に出ていますね。公開は2013年なので、まだ「ジャパニメーション」などという言葉が効力を失わず、高度なアニメーション作品を生み出すことが日本のアイデンティティであるとぎりぎり信じられていた頃の作品です。どこかでステートメントのようなものを発信しているのを見れると良いのですが。
この「九十九」は人間に捨てられたモノたちを主人公が修繕してやることで恨みを晴らしてあげる、という話です。リペアの話というのは気持ちがいいですね。バトルも葛藤もなく、ただひたすらに修繕しているだけなのですが、観終わったあとにも晴れ晴れとした気持ちが残ります。

2話目「火要鎮」の感想です。
大友克洋が監督しています。この頃大友はずっと江戸時代のことを研究していて、なんと少年サンデーで江戸時代を舞台にした漫画連載も予定されていたようです。という話を聞いてから大分たつので月刊アフタヌーンでの漫画連載の話同様に立ち消えになったのでしょう・・・・・。
大友は江戸時代を舞台とした火消しの漫画を既に一本描いていますが、それとは若干テイストが異なってますね。昔の屏風絵(?)にあるような俯瞰の構図を生かして物語を展開していきます。「大砲の街」のワンカットもそうですが大友は大きな(ベタな)アイデアを短編の中に大胆に盛り込みますね。この話も短いせいかすんなり観れます。キャラクターデザインを「大砲の街」と同じく小原秀一が担当していますがすっきりした和風のデザインに仕上がっています。比較してみると大友のキャラクターというのは日本人というよりアジア人という感じもしますね。
3話目「ガンボ」の感想です。
変な作品です。エイリアンvsプレデターというかカウボーイ&エイリアンというかジェイソンvsフレディというか、とにかくそんな作品です。悪vs悪なので人間としては取り合えず味方になってくれそうな方を応援するのですが、なにしろ悪だから応援しきれない、といった感じでしょうか。全体として汚らしいというかエグい作風なのですが、これも短いせいかすらすら最後まで観ることが出来ます。一本10分くらいなのでしょうか、この短さはいいですね。 

4話目「武器よさらば」の感想です。
大友克洋原作ですが、こんなに原作愛に満ちていて原作をブラッシュアップさせることに専心したアニメーションを観たことがありません。監督はメカニック・デザイナーのカトキハジメなのでメカニック設定や描写は凝りまくっています。キャラクターデザインは田中達之(=カナビス)です。今ちょうどリンダキューブの実況動画を観ていて久しぶりにカナビスのキャラクターに触れているところでした。リンダでは解剖に嘘が無くその上で愛嬌のあるキャラクターを作り出しているカナビスですが、ここでは徹底的に大友克洋のキャラクターに似せています。自分の色を出していません。カナビス=田中達之はすごい大友克洋原理主義者でアレンジを自分に許さなかったそうです。
原作同様に作戦行動がそのままストーリーになっていますが、人間味あふれる強化服軍団と冷徹無比な無人兵器の対比されていて、殺人行為が合理化されている未来を描き出しています。同じ大友原作でもMEMORIESの「彼女の想いで」と比べると、こちらの方が原作に忠実なぶんだけ、大友短編のアイロニカルな面白さを引き出しているように思えます。情けのない声を演じたら右にですもののいない(?)二又一成が主人公を演じているのですが、大友短編の主人公は全部二又一成に演じてもらいたいくらいフィットしてますよね。
しかしこの作品は富士山が出てくる他には日本らしさがあまり見えてきませんね。強化服を着た兵士と歩行戦車のバトルはいかにも日本的と言えば日本的ですが。
好きな系統なのに、こんな映画あったの知らなかったなぁ。
4本の短編からなるオムニバス映画。
声優も監督・脚本も豪華。

それぞれ絵のタッチも内容も全然違うけど飽きずに楽しめました。

「武器よさらば」は何が起こってるのか説明一切なしだけれども緊迫感に引き込まれました!
大友節炸裂って感じ。
muraさん

muraさんの感想・評価

5.0
短編の勉強で何度も見ている。
趣味.興味の違いで好き嫌いが分かれると思うが、どれも良くまとまっている。
mk

mkの感想・評価

-
九十九のカエル可愛かった
あの状況になって「しかし良い〇〇だな〜」って
傘とか生地?とか褒められるのすごい笑

武器よさらばのオープニングは
ボンジョヴィみたいだった
知らんけど
悪杭

悪杭の感想・評価

3.8
2021年 鑑賞 21-136-4
森田修平監督「九十九」、大友克洋監督「火要鎮」、安藤裕章監督「GAMBO」、大友克洋氏原作・カトキハジメ監督「武器よさらば」の4作品に、森本晃司監督の「オープニング」によるオムニバス形式の短編アニメ作品集。また、「SHORT PEACE」のタイトルの由来は大友克洋氏の作品集で、それぞれの作品はいずれも「日本」をテーマにしている。

・「オープニング」/ 森本晃司監督
古き日本の風景から、主人公が目を開けると、不思議な世界が...
最初の日本らしいバックから、近未来や森林など、バックが変わっていくが、OPとは思えない出来と書き込み。そして、上手くタイトルへ繋ぎ、OPらしい終わり方。

・「九十九」/ 森田修平監督
暗闇から、色彩豊かな唐傘や目玉、襖、着物といった世界に一気に取り込まれる。あれは口●●女?おそらくあの旅の者は、あの鉾の壊れかけた道具の修理の無限ループか?な、な、なんと最後は奴らの粋な計らいじゃ!富士もキレイじゃ!

・「火要鎮」/ 大友克洋監督
火の用心?火は必要だが、使用したら、必ず鎮火せよ!ってこと?
大友克洋氏の丁寧に描かれた作品に魅入ってしまった!幼馴染の恋心と、気持ちと違う人との結婚が火種で起こる大火事。幼馴染は行くなと言っても、行かなければいけない心情と呼応するかのように迫ってくる大火事... ラストは、ああなるから、お若(声 -:早見沙織さん)と、松吉(声 -:森田成一さん)が成就する気がする。古井戸(古井戸が描かれた掛軸も)を使った会話は秀逸!

・「GAMBO」/ 安藤裕章監督
鬼(声:室園丈裕さん) vs 白熊のガンボ(声:酒井敬幸さん)。さすが、石井克人氏(代表監督作品:「鮫肌男と桃尻女」「PARTY 7」等)の原案・脚本。思わず没頭してしまった!鬼の恐怖、ガンボの優しさ、あの悪魔の子は人間と●のハーフだった... 鬼から人間を守ったガンボ。カオ(声:田村睦心さん)の「ありがとうぅぅぅぅ」が印象的な作品。

・「武器よさらば」/ 大友克洋氏原作、カトキハジメ監督

「童夢」「AKIRA」等の大友克洋さんの短編漫画原作 × ガンダムシリーズなどのメカデザインで有名なカトキハジメ氏のアニメ作品初監督作品。ワックワクするっ!
カトキ氏のメカの書き込みが半端ない!地下空間、最高!二又一成さん、檀臣幸さん、置鮎龍太郎さん、大塚明夫さん、牛山茂さんと渋い声優さんの共演に染みる!
人間 vs 人間の創った兵器、か?大友克洋氏の世界観にカトキハジメ氏のエッセンスが入り、より良さが凝縮された作品。ラストの展開は、大友氏らしさが、存分に堪能出来た!

個人的には、強いて1番を挙げるなら...「火要鎮」。最初のシーンから持ってかれたし、井戸と掛軸の会話、火の脅威は圧巻の一言!料理、ストーブ、私たちのような愛煙者には、火の取り扱いには要注意をしていただき、鎮火の要確認の徹底をお願いします!

●●消防団の平団員より
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