周りの男が嫌すぎて、川喜多雄二みたいなサラッと優しいだけの男に接するとつい好きになってしまう女たち。職業は編集者だしな。当の川喜多サンはなんとなくその場の正義感でみんなにマイルドな対応をするだけで、女たちが勝手にピリピリしている状態。優しげにみえて看護婦に手を出す永井さんが藤乃高子に平手されてメガネが吹っ飛ぶシーンが良い。平坦なメロドラマだなと思いながらも、浅芽しのぶが恋の争奪戦から退き応援する立場になるの番匠スタイル〜って思っていたら後半から浅芽サンと柳英二郎のずっしりした話がメインになってしまった。なんだったんだ…という気持ちで見終わる。

衛星劇場