育児放棄気味な親の元で暮らす少女メイジーのお話。
大人たちは物事を勝手に決めてしまう。子である自分はそれに従うしかない。そんな諦観を受け入れているメイジー。
離婚した両親の元を交互に暮らす毎日が映画の序盤から始まるけどメイジーは親に裏切られてばっかりの人生だったのかもしれないなと思わずにはいられない。
両親も全くメイジーを大切にしていないかと言えばそうではないのがもどかしいよね。大切にはしているけど自分の方が優先。子供は必ずついてくるという驕りもあったのかも。
選択を迫られる時目で見つめるだけだったメイジーが最後、自分の意思で道を決められて良かった。