ゆず

メイジーの瞳のゆずのネタバレレビュー・内容・結末

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ロック歌手の母、美術商の父、そして一人娘のメイジー。父の浮気が原因で両親が離婚することになり、10日ごとに2人の家を行き来するようになる6歳のメイジー。みんなメイジーには優しいし、メイジーは皆のことが好きなのに、大人たちの間には諍いが絶えない。

面白かったなぁ。仕事の都合であっちいったりこっちいったりになるメイジー。全力で大人の都合に振り回される幼女超可哀想…。全員メイジーを愛してるのに、共存はできない大人たち。必死すぎて空回る母、仕事ばかりの父。2人からは会う度アイラブユーとハグとキスが飛んでくる。実際愛しているのだろうけれど、その2人よりも、利用され振り回されている各々の新しい恋人の方がよほど親らしい。
まぁ一番手がかかる時期すっ飛ばしてるからなんとも言えないけど(キッズオールライトw)。

リンカーンとマーゴは初登場時はあまり良い印象ではなかったのにどんどん好きになるキャラだった。リンカーンとメイジーのシーンが可愛すぎる。アレクサンダー・スカルスガルドが大好きになる映画だった。気弱そうで優しくて笑顔がかわいくてキュンキュンする。なんなのもう。
ラストシーンはすごく良かったけれど、その後どうなったんだろうなぁ…。父親はダメっぽいけど、母親はまだ大丈夫そう。頑張れメイジー…。
ゆず

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