ひろせ

スタンリーのお弁当箱のひろせのネタバレレビュー・内容・結末

スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

インドの価値観を理解し尽くせていないからかこの作品だけなのかわからないけれど、ヴァルマー先生が謎すぎた笑
なぜお弁当たかってたのか最後まで説明待ってたんだけどなあ、、。
とはいえ少なくともインドでの一つのリアルな暮らしを描いているとは思う。
英語教育しっかりしてるなーとか、ほめられたときの頭ふる動きとか、左利き差別のこととか、勉強になる。

インド料理の描写もおもしろい。ああいうのが「おいしそうな描写」なのね。(油すごかった...)

いろんなテーマを詰め込んでるけどメインは児童労働。インド人に向けて作られた映画だろうと思うけど、国内でも知られてない事実なんだろうね。
男の友情も一つのテーマだな。そういえば男子校。インドて男女別学がメジャーなのかしら。

公式サイト見てびっくりしたのがこれ↓
実は『スタンリーのお弁当箱』は映画撮影としてではなく、映画のワークショップとして製作されたのです。1年半ものあいだ、毎週土曜日に子供たちを学校に集め、脚本の代わりに本物の教科書を与えて、子供達とワークショップをする中で撮影していきました。子供たちは最後まで映画撮影だと知らなかったという…。小さな一眼レフカメラを使用し、子供たちにカメラの存在を気づかれないように配慮。芝居では出せない子供たちの自然な眼差しをすくい取ったのです。

ヴァルマー先生と主人公親子でヴァルマー先生が監督ってのにも驚いた。

前売り買ってお弁当箱欲しかったああ、、、
ひろせ

ひろせ