あわい

サウンド・オブ・ノイズのあわいのレビュー・感想・評価

サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)
4.0
まず演奏シーンが最高。
冒頭から、暴走する車・ギアチェンジ・ドラム・追っ手のパトカー・メトロノームの音がバシッとはまっただけで呼吸や心拍数がシンクロした様な気持ちになり、そのまま夢中で観てしまった。

元々YouTubeで人気があった短編演奏動画をベースに長編映画にしたとの事なので、細かい所については気になる人も居るかもしれないです。
とはいえこれらの演奏にストーリーを組み合わせ、こんなに面白い作品を作ってしまった辺りが凄い。どのキャラクターも魅力ですし。

それとストーリーですが、個人的に『気づき』の瞬間という物に非常に弱く、ウォーデブリング刑事の心情の変化に対し「良かった、良かったねぇぇ…!」と嬉しくなって感極まってしまい、余計に好きな作品になりました。
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