海洋生物学者のスカイラーは調査中にジャーマルと呼ばれる水上漁場に遭遇する。そこで年端もいかない子供が働かされていることを知り、助けようとするが……という流れから、正体不明の巨大生物が登場する、という物語。イロイロなコトがいちいちビミョー過ぎる内容で、その展開をあえて21世紀の現代にぶつけてくるのか、というある意味予想を超えたスリリングが味わえる……と思う。
とりあえず、不器用でもできることを地道に頑張れば世界の何処かで見てくれるヒトがいると思わせつつ、エド・ウッドと川口浩探検隊を彷彿とさせる一作。