この映画のメッセージは、「自分が本当に生きたいように生きろ」ということだと感じます。これを実践するためのアドバイスとして「困難にぶつかっても、きっとうまくいくと考えて前に進め」などの教訓を伝えるエピソードがいくつも登場します。これらの内容には大いに共感しますし、自分もそうありたいと思います。ただ前半はとても楽しめたのですが、後半の感動エピソードの連続で、これらのメッセージを観客に無理やり押し付けているように感じてしまい、最後の方は正直ちょっと飽きてしまいました。
インドでは、自分の生きたいように生きられず自殺する人が多いようですが、今の日本では「自分がどう生きたいのか分からない」という人向けのテレビ番組や映画が多くあるように思います。そのうちインドでも人生に多くの選択肢を選べるようになり、今の日本みたいになるのかなとも思いました。
