評価がすごくいいのは知っていたが、今まで「インド映画」っていうだけでなかなか気が進まなくて、そんな時に読んだ「インド映画だということで見るのをためらっている方」っていう題のレビューで観る気になった。
彼ら3人の青春映画であり、なぜランチョーが消えてしまったかのミステリー的な要素もあり、インドにおける自殺の描写もあったり、結構深いテーマも扱ってて、これだけ笑えるのに色々と考えさせられる内容だった。
ただただ勉強したいがために学校に進学したランチョーは素晴らしいというか、出世のためだけに有名大学を受ける人が多い中でのその判断ってとても勇気がいるだろうし、ネタバレになるからあまり書かないが、その学歴が得られずとも自分の好きなことをとことんやる姿は最近何も考えずに生活している私にとっては刺激的な姿だった。
ランチョーたちが改ざんした式典挨拶を自信満々に読み上げるチャトゥルには流石に笑い止まらなかった。
インド映画に偏見というかためらいがある人はぜひこの映画を見てほしい。少し長いけど、何か起こった時に「きっとうまくいく(Aal izz well...)」って言いたくなります。