kazuya

ブリングリングのkazuyaのレビュー・感想・評価

ブリングリング(2013年製作の映画)
2.0

ソフィア・コッポラ作品って「ロスト・イン・トランスレーション」はテーマ性が強くて面白くみれたのだけど、以降の作品はテーマ性がほぼなくなって単なるガーリームービーって感じになってしまっていて、正直に言うと好みの監督ではない。

この作品も中間層のティーンエイジャー達がセレブに憧れてそのセレブ達の家に侵入して窃盗を働いたという実話を基にした作品なのだが、そこに至った理由などいくらでもテーマ性を持たせる事が出来そうなのに、作品の大部分が頭のネジが外れた学生達が盗みに入ったセレブの家や自宅でワイワイガヤガヤと陽気にやってるのをノリの良い音楽を流して見せてるだけに感じてしまうので中弛みが凄い。後半の裁判の場面も一瞬で終わるので必要あったのかも甚だ疑問。
kazuya

kazuya