トミー53号

ブリングリングのトミー53号のネタバレレビュー・内容・結末

ブリングリング(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

なにげに、ソフィアコッポラ作品初鑑賞。音楽の使い方がよいと言われてる監督なので、期待してみに言った。10代の子たちの心を代弁するかのような、音楽。上がる!みたいな。
かなりたくさんの方がいうように、感情表現は少ない。
私はこれが正しいんだと思う。
彼女たちがなぜ、窃盗団になったのか?そんなのは、心理カウンセラーや精神科医にも本当の理由はわからないだろう。
ソフィアコッポラは敢えて、描かなかったんではないか?
私にもわからない。10代特有の得体のしれない感情、それを感じた。恐ろしいような、でも自分も感じたことがあるような、靄がかった、見えない感情。
実際に起きた事件であり、犯人が生きているわけだし、その点でも、キラキラ!なクローゼットと対比し、恐ろしさが際立ってくる。
もちろん、犯罪は犯罪なんだが、セレブにはもう少し、警戒心を持っていただきたい。だが、ハリウッドは意外と治安がよいんだなあと、妙なとこで関心したw