ダイセロス森本

ブリングリングのダイセロス森本のレビュー・感想・評価

ブリングリング(2013年製作の映画)
3.5
少年少女がブランド物欲しさにハリウッドの豪邸に忍び込み、"ショッピング”する話。すべての出入り口にロックをかけない住人も悪い。車にロックをかけず離れたら、「盗んで良いですよ~」と言っているようなもんでしょ。
よく勇気があるなあと思う…。ニューヨークで小銭入れ掏られた時の記憶がよみがえる…(それどころじゃないことを彼らはやっているんだけども)

エマ・ワトソンが演じるのは最後まで被害者ヅラしていた少女なんだけど、うまいなあ。いちいち鼻につく。話し方もねちっこくてイライラするし、「私の人生の目標は環境問題改善と平和よ」とか言っちゃうし、盗みを一番楽しそうにしているお主が何を言う!って感じ。
ワトソンは出演作をどのように決めているのかわからないけれど、これに出ようと思ったのだから何が思うことがあったのかしら。

特に面白いわけでもなく、少年少女の盗みを繰り返し見せられるだけなのでわくわくもしない。最終的に見つかり、裁判で有罪になりました、おわり。みたいな、ニュースを見せられている感じ。実際にあった事件を基にするとこういう直線グラフみたいな映画になっちゃいますね。

出てくる女の子みんなピッチピチJK、超可愛くてそこだけは満点。
ひとりダッサい男の子が常に行動する(主人公?)けれど、その場所かわって~!って感じだった。美しい女の子たちに囲まれてどんな気分だったかな?

ハリウッドではちょっとそこへ、でもしっかりと鍵をかけましょう。
ハリウッドに家を持ったら、の話だけれど。