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アンチヴァイラルのmasakaのレビュー・感想・評価

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)
2.7
有名人が感染したウイルスを培養して販売している会社の営業マンであるシドが、ウイルスに感染しちゃいます。


あらすじとしては↑しか言いようがない。
見た感想としては、「変な映画」の一言。
「セレブが感染したウイルスに自分も感染して一体感を味わいたい!」っていう世界観は昨今のセレブブームを皮肉ってるんだろうなーってのはわかるんだけど、そういう作り手の思惑よりもグロさ異常さに目が行ってしまう。
同じウイルスに感染する=完璧な美って概念も謎だし。
そもそも、セレブファン(アイドルファン)って「トイレにも行かない!」って思うものじゃないの?現実としては分かってるけど、心の底では受け入れないというか。
同じ病気になった時に「あの人と同じだから」って心の支えにする事はあっても、自ら進んで同じ病気になろうとするかな?それも「明らかに憧れのセレブが恋人から移された(そういうことをしたとわかる)病気」とか、逆に嫌がりそうだけどなぁ。

ウイルスを分析すると人の顔として表現されるのは面白いけど、そこはセレブの顔じゃないんかい!とツッコミ入れたくなった(笑)そんな歪んだ誰とも知れない顔見たら気が変わりそうだけど。
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