このレビューはネタバレを含みます
ナウシカって『火星年代記』に影響されてたの?
↑いや、映画観ながら、なんだか既視感。
ナウシカを思い出して仕方ない。
原作の『火星年代記』は読んだ事がないし、リンチ版の『デューン』も大昔に見たきりだったので、前情報ほぼゼロ(パート1ってことも知らんかった笑)で観たんですが、序盤から面白いです。
シャラメ演じる主人公のポールは育ちの良いルーク・スカイウォーカーって感じ。
シャラメの美形っぷりと役柄がハマってて、説得力があると言うか。
未来予知?で人の上に立つシーンの一瞬冷酷に見える表情とか、アナキンみたいに悪堕ちしたらどうしようかとドキドキしたり。
今はまだどっちにも転がる可能性があるって感じがリアルに不穏で良い。
まぁ、不満もなくもなくて、帝国最強の軍隊とか言う割に、あっさり蹂躙されちゃうアトレイデス軍とかガーニィがあっけなくて、もうちょっと活躍が見たかったとか、ダンカンも早々に退場してしまって悲しいとか、そもそも公爵家の宿敵が男爵家って身分差デカイな!(まあ原作がそうなんだろうけど)とかあるにはあるけど、序章としては十分面白かったです。
ガーニィは明確に...な描写がなかったから、もしかしたら続編で出てくる可能性も微レ存? だといいな。
ちなみに私、シャラメの顔って苦手なのよね〜。美形だとは思うんですが、なんかこう...。
その私が役にハマってて違和感がないって思うんだから、本当にキャスティングすごい。