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アンチヴァイラルのSのレビュー・感想・評価

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)
2.9
--- あなたに侵食されたい ---
嫌いじゃないけど期待していたものとは違った。カニバリズムを期待していたのに、ある意味そうだけど、私が期待していたものではなかった。評価が低いのもそのため。カニバリズムを期待していなければ普通に良かった。今回のスコアはあまり当てにはならない。1つ見所を残すとしたら、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技。これは圧巻だった。白くて細くて今にも壊れてしまいそうな、何かに囚われているような狂気的ななにかを感じることができた。変態。特別好きな俳優さんではないけれど、とても魅了された。こんなにも適役だと思えたのは久しぶりだった。シドは彼にしか演じられないだろうとさえ思った。そして、その世界に、白に映える赤は美しい。
* 28 *
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