プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ／宿命のshinkuraのネタバレレビュー・内容・結末

重めでずっと鬱々とした感じだけど、考えさせられる作品。
好きな台詞は、「彼は君を生んだだけ、君の父親は僕だ」なんやけど、結局子にはあんまり響かないというか、同じような道を歩んでしまうんだもんなぁ。
ルークは個人的には同情できない。遊びで妊娠させてそれを知らず、偶然知れただけで、すでにいい父親がいるんだから放っておくのが優しさだと思う。最低賃金でも貰えるんだから真っ当に生きていくこともできたはず。
エイブリーは、先に撃ったことを隠してヒーロー扱い。結局隠し通して表舞台で活躍し続けたことへの否定的な気持ちと、でもずっと忘れずに苦しんできたんだなという少しの同情が入り混じる。
因果応報っていう言葉があるけど、親の因果が子に引き継がれていくのも因果応報の輪の中なのかな。