ちはな

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命のちはなのレビュー・感想・評価

3.5
ライアン・ゴズリング目当てで観たんだけど 彼は後半出ておらず そのかわりデイン・デハーンですよ(*˘︶˘*).。.:*♡

何なんでしょうね?彼は
ほぼ『ギルバート・グレイプ』の頃のレオ様と同じ顔ですが
なんとも言えない色気があり それでいて いつまでも少年のような脆さを醸し出し

私は彼見たさに 男性お洒落雑誌でPRADAの広告を探してしまう


子供を育てるうえで『環境』はとても大切なものだと思う
実際 凶悪な犯罪を犯してしまった人は 恵まれない環境で育っている事が多い
しかし 環境もさることながら『遺伝』もあなどれない〈宿命〉

父は突然現れた息子に 息子は記憶に残ってもいない父に それぞれ思いを馳せる
犯罪が絡むので 素直に同情は出来ないけれど 見えもしない大切なものの存在は感じられる

ライアン演じる犯罪者とブラッドリー演じる警察官
対照的でありながら 同じ年の子供を持つ父という立場は同じ
そして自分勝手なエゴのせいで 片方は死に 片方はのし上がる

皮肉な運命の巡り合わせが 不幸をうみながら 関わる人達の様々な思いに気付かされる
ちはな

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